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イシス女神。。。2

先日、2010.11.21「イシス女神」の続きです。21日のものは、今日、やっと、まとめてなんとか書き上げましたので、どうぞ、もう一度お読みいただけたらと存じます! いつも、要領が悪くて相済みませんがよろしくお願いいたします〜♡


前回のつづき、のところは、エジプト中王国時代の第12王朝で王が変わり、イシス神信仰からアメン信仰に移り、その首都もメンフィスからテーベ(=現在のルクソール)に移され、そのテーベ神殿(=現在のルクソール神殿のオベリスク2本で一対の一つがパリのコンコルド広場にあり、その他にも、世界中で30ヶ所に30本同じようなオベリスクが立てられているということでしたね〜  ちょっとイシス女神からアメン神についての説明に変わってしまっていますが。。。いろいろ現在の世界情勢に関係ありそうですし。。。


「魔法使いジュディ」 
ウェストカー・パピルス(エジプト第2中間期*=ヒクソス時代**に書かれた文献)

**第15王朝がヒクソス王朝で、B.C.1663〜B.C.1555年頃
ヒクソス
西セム系の人々=セム語系の人々とか書かれていますが、アングロサクソン王族の率いるサクソン軍団の人々の中でもアムル人(元々はアムール河流域出身の民族=ヤクート族・ブリヤート族など)のことのようです。
(引用)ヒクソスに先行する紀元前3千年紀の最末期から紀元前2千年紀前半に、西セム系のアムル人がメソポタミア各地に移住して王朝を次々と打ち立てた事は極めて興味深い事実である。このアムル系王朝が栄えた時代は慣例的に古バビロニア時代と呼ばれ更に前期(イシン・ラルサ時代)と後期に分類される。ヒクソスの政権奪取はまさに西アジアにおけるこの民族移動の時代に起きた出来事であった。上記したヒクソスと関係性のある「アジア人」の中でもアムル人の存在はしばしば指摘される所である。


上の「ジュディ」というのはクフ王の父王の墓の墓守で、クフ王*の息子が父王に墓守「ジュディじいさん」を連れてきて予言を話させたというのですが、そのおじいさんというのが魔法使いで予言者という設定にしたててあるのですが。。。全部大ウソで、ヒクソスが大衆懐柔のために創った’おおぼら話’みたいです〜!!

* クフ王...
クフ王ピラミッド近くに労働者の墓、「奴隷が建設」の通説と矛盾 エジプト:AFPBBニュース
確かに奴隷だったら、ちゃんとした墓も造ってもらえなかったでしょうからね。
やはり公共事業の一環とみるべきでは・・・:微生物のいろいろ日記
ギザの大ピラミッド ウィキペディア
王の間のシャフトがオリオン座の三ツ星の方向をさしているのは、オシリスさん(爬虫類人間)とはまったく関係ありません!同様に女王の間のシャフトがシリウスの方向を示しているのも、イシスとはまったく関係ありません!!(ここの部分の書き込みはエリザベス女王たちのわたしへの嫌がらせです)

ピラミッド:星座編


「トート」というなんだかおどろおどろしげな「知恵の神」というのは、太陽神「ラー」の後に、地上にハルマゲドンが来て、その時に活躍する神が「トート」みたいなのです。つまり、自分たち「ヒクソス」*と「ヌビア人」(≒シェバ人)が力を合わせて、クシュ人**のエジプト王朝を乗っ取ったのですが、そのことを正当化するために’ご都合主義のねつ造予言ばなし’を創ったということなんじゃないかな?! それで、逃げたクシュ人はナイル上流に遷都し、「メロエ王国」を創ったということなのでは。(ウィキの年代はかなり違っていますが。歴史はかなりねつ造されてきましたので)そのメロエ王国も、A.D.4Cに、またしても、シェバ人の「アスクム王国」に滅ぼされてしまっています。
(*ヒクソス
(** クシュ人.... 聖書の創世記に書かれている「ノア」の三男「ハム」の長男「クシュ」の子孫)

トート(=トト=知恵の神)
トート
主に、トキ(鳥)のことを指しているようです。
アフリカクロトキ
『人間との関係』より一部引用「エジプトでは神聖な鳥として崇められていた。ヘビの侵入を防ぐとして崇められ、疫病をもたらす害虫はこの鳥を作法に則って神に捧げることによりたちどころに死滅するとされた。」

このトートというサルの化け物は、アメン神のひとつの属性であるようです。アメン≒アモンとも言われていますので、アメン≒アモン≒トートということでしょう。以下のサイトにあるようにアモン(悪魔)も、サルによく似たヘビの尻尾、フクロウの頭、オオカミの胴と前足を持っているとされる悪魔神のようです。(あ〜気持ち悪〜〜〜)

アメン

アモン
アメン=アモンという説もあるようです。

しかし、このトート神≒アモン神の活躍ぶりは、今現在の世界情勢とそっくりですね〜!! そりゃあ、悪魔を崇拝する王族たちがこの世をコントロールしていてハルマゲドンを起こし、王族たちが絶対支配できるご都合主義の新世界を造ろうとしているのですから。。。やれやれ〜〜 こんなこと、いままでの過去の世界でも何度でもやってきて世界中に植民支配を広げてきたわけね〜そして、ついに世界統一に向けての最終段階が今ということですか?!

それから、「魔法使いジュディ」のジュディという名前は、ジュディス=ユリウスなので、きっと、太古の昔から、ヒクソスやシェバ人たちハム系民族は、ヤペテ系民族、とりわけ名門ユリウス氏族とは’天敵の仲’だったので、魔法使いにジュディと名付けて一般市民にユリウス家の悪い印象を刻ませたかったのでしょう。


しかし、アメン神は、「猿」の属性も持っているものの、おそらく、一番よく現わされている動物神は「牡牛」でしょう。つまり、バアル神と非常によく似ている神だということです。だからこそ、アメン神殿のオベリスクは通常二本対になって建てられているのではないでしょうか? 

聖書「出エジプト」で、モーゼがイスラエルの民を引き連れてシナイ半島の荒れ野を彷徨(さまよ)っていた時に、いつまでも約束の地に入られず’やけくそ’になった人々のなかに金の牡牛の像を拝む者たちがいたとあります。これは、エジプトにいた時のアメン神を拝みだしたものがいたということでしょう。(★つまり、エジプトでは、ヌビア出身(≒シェバ人)のエジプト王や貴族や金持ちなど(これら支配層はヌビア人≒シェバ人と、ヒクソス人)は、’金’が豊富なヌビアという土地を背後に持っていたので、’金’の牡牛神の偶像を造り、「アメン神」として拝んでいたからでしょうね。)

しかし、その後のエジプトは、下エジプトにいたヒクソスの大半がリビア=カルタゴに去っていったり、アッシリアやアラブ人のウマイヤ朝に征服されたり、ササン朝ペルシャに征服されたりした後、B.C.330年頃には「アレキサンダー大王*の東方遠征」によって征服されるのですが、この時ばかりは、エジプト市民に拍手喝采で歓迎されたということです(つまり,市民にシェバ人が多かったってこと)。シェバ人(≒ヌビア人)=マケドニア人の王が圧倒的に優位な王朝となり、古来から拝まれていたヘビ神崇拝の「イシス」が、アメン神に替わって、また最高神の座を取り戻したということなのではないでしょうか? もちろん、イシス信仰の中でも、牡牛神を敬うという属性をもっていますが。

* ギリシャの統一王でマケドニア出身。母はマケドニア人かエジプト人(どちらにしてもヌビア人≒シェバ人)、
父はマケドニア人でギリシャを初めて統一した王。しかし、母が本当の父はゼウスと母が告白。ゼウス=アイゼンベルグでした!)


とにかく、アメン神はアメンラーという習合神になるのですが、それまでの、太陽神ラー*と比べると、ラーは頭がハヤブサなんだけど、アメンラーは’先が二つに別れた山高帽’をカブッっていて、まるで、牡牛の角みたいなんです。だから、牡牛神の影響が強いってことでしょうね〜! これは、ヒクソスが、その後、リビア(=カルタゴ)に行って王朝を建てたということや、また、その名前からもちょっと分かるのですが、多分、ヒクソス=ヒッタイトということでしょうね。ヒッタイトがバアル神(=牡牛)信仰であることは有名ですよね!

太陽神ラー

要するに、人心を引き付け支配するためにいろいろな神が習合していったということかな〜?

なにしろ、B.C.900年頃(実際はBC600年代)のイスラエル王国のソロモン王などは敬けんなユダヤ教徒だったのに、シバの女王*にすっかり心を奪われ、騙されて、72もの悪魔神を教わったみたいだし〜 (* 本文の一番下に)

これを「ソロモン72柱」って言うらしいんですけど、これってほんとうは『シバの女王72柱』のほうが正しいみたいなんですけどね〜  

それで、ソロモン王は素晴らしい知者と謳われた王で、治世の前半は数々の良い政策を施したにもかかわらす、その後半は悪政を行ってダメダメ王になってしまったらしいのです。
 >_< 'とほほ〜なソロモン’さんでした〜 

(素晴らしく悲しい歌「シバの女王」なども作った感性豊かな王だったみたいなのですが。。。)

さらに、ソロモンの死後、イスラエル王国は、北のイスラエル王国と南のユダ王国(南が悪魔教信仰の国)分裂してしまったということですから、シェバ人(≒ヌビア人)の女スパイ「シバの女王」の威力はスゴイ!!
’悪女だな〜〜〜’
by Ulala-lov | 2010-12-07 22:51 | イシス女神〜エジプト王朝