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イシス女神とは。。。3 (プラス、アメン神やアテン神も)

(12月7日の「イシス女神とは。。。2」の続きです)


<ヌビアとハガルについて>

歴史的ヌビア地域略史 : Blue Rose Wiki
http://hiki.trpg.net/BlueRose/?BriefHistoryAbout+HistoricalNubia

上のサイトに、「第5王朝期(B.C.2494年頃〜 B.C.2345年頃)のヌビアにCグループと呼ばれる新たな集団がヌビアに現れる。彼らは、遊牧民的な文化を持っていたが、定住化し中継交易にも従事していった。」とありますが、このCグループというのがアラビア半島南部のイエメンから移住してきたアラブ人なのではないかと思います。その中には、イシュマエルの子孫*も含まれていたんでしょう。

* イシュマエルは、セム人の父とアフリカ人の母でアラブ(セム)系アフリカ人であり、その妻がエジプト人(=奴隷と書かれていないので、おそらくハム系シェバ人)なので、『その子供』はユセム系のアブラハムユの血と、(おそらく)ユアフリカ原住民ユの血と、ユハム系シェバ人ユの血を受け継ぐ「アラブ人」で、これが、おそらく、聖書「創世記」の「ノア」の子孫の系統のうちの「セム」の子孫として書かれている『セム系シェバ人』なのでしょう。

つまり、聖書「創世記」からのわたしの推測でお話ししますと。。。ユダヤの祖「アブラハム」の妻「サラ」には年老いても子供ができなかったので、サラは自分のエジプト人の奴隷ハガル*をアブラハムに与えて子供を得ようとしたのでした。それで、イシュマエルという息子ができたのです。しかし、ハガルは妊娠すると、サラに対して横柄な態度をとったため、サラもいじわるをするようになり、ハガルは逃げ去り、荒野にやってくると「主(=神)の使い」に諭されて、また、女主人であるサラのもとに帰っていったのです。しかし、主の使いがハガルに言うには、「あなたの子孫は大いに増やすと。また、産まれてくる子が男の子であり、イシュマエルと名づけなさい。彼は野生のろばのような人となり、その手はすべての人に逆らい、すべての人の手も、彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」(なんだか恐いですね〜ほんとうにこんなこと言ったのかな???)
← <本文の一番下のところに、P.S.で補足説明しました。>

* ハガル.... エジプト人の奴隷ということは、もともとのエジプト人ではなく、つまり、当時では古代エジプト王朝は「ノア」の三男の「ハム」の長男「クシュ」の子孫であるクシュ人が創った国なのではないかと思われます。「クシュ」の孫の一人に「シェバ」がいます。上のサイトのエジプトの古王国時代の第一王朝期(B.C.3100 年頃〜B.C.2890年頃)〜ヌビアに侵出、とあります。それで、おそらく「ヌビア」をハム系の「シェバ人」が支配していたのではないでしょうか? そして、そこで得たヌビア人奴隷がエジプトに連れていかれていたのでは? ハガルは、ヌビア人(シュメールのノアの子孫ではなく、アフリカの原住民)だった可能性が高いような気がします。


しばらくの後、すでに年老いていてとうてい妊娠できないと思われたサラに子供を与えると神からの啓示があり、そして、とうとうサラとアブラハムの息子が生まれるのです。それが、イサクです。

そして、イサクの乳離れの日にアブラハムは盛大な宴会を催したのですが、その時、イシュマエルにからかわれているのを目撃したサラは、激怒!、サラはアブラハムにハガル親子を追い出すように迫ります。アブラハムは非常に悩みますが、その時、神が現れ、サラの言うことを聞くようにと告げられます。また、「イサクから出るものがあなたの子孫と呼ばれるからだ。」とはっきり示されます。「しかし、はしため(=ハガルのこと)の子も、わたしは一つの国民としよう。彼もあなたの子だから。」とも言われています。(創世記21)

そして、ハガル親子はアブラハムの所を出ていき*、荒野をさまよった後、神に導かれてパランの荒野に住み着いたとあります。彼の母親はエジプトの国から妻を迎えたともあります。(創世記21:20-21)
下のサイトの「4. 牧場キブツでアイスクリーム」のところに「パランの荒野」について書かれています。地図もリンクで載っていますし、また、『アラビアの遊牧民の父祖イシュマエルが育った地でもある』とあります。

* 聖書「創世記」では、ハガル親子は着の身着のまま、水筒だけもって追い出されたかのように書かれていますが、おそらく、後世のローマ帝国の国教となった後に改ざんされたのでしょう。実際は、アブラハムは
そうとうな資産を渡したものと考えられます。だから、その子孫があちこちに「シバ王国」を創り、シバの女王として君臨することができたのだと思います。ハガルは夫なしで、そうとうな資産をもつことができたので女王のような権力者だったのでしょう。それで、自分の子孫に女王が王位を継承するような仕組みの王国を創らせたのではないでしょうか?(それとも、アフリカのヌビアがそのような女酋長が君臨した社会だったのか?)


★★★イスラエル南部からシナイ半島一帯に広がるネゲブ砂漠、ここらあたりには、カナン人(=ヒッタイト=サクソン)も住んでいたようです。シナイ半島のパランの荒野に行った、お金持ちの有閑マダムになった「ハガル」が「カナン人の愛人」(おそらく身分高い)をつくって、シェバとヒッタイとが後世ずっと仲良く協力しあう関係の基礎を築いたのかもしれませんね?! お互いにアブラハムの一族には恨みがあったという点で一致したのではないでしょうか?
 (ノアはカナンに、「セムやヤペテの奴隷となれ!」と言ったくらいですから、カナンには正当な継承権、つまり「王となる権威」や「多くの財産」を与えなかったのでしょう。多少の遺産はもらったでしょうが。)


イスラエル・エジプト旅行記
http://www.logos-ministries.org/israel/israel+egypt08_21-2.html


そうすると、パランの荒野から、紅海沿いにアラビア半島のほうにやや下って行くと、ミディアンの地となり、その首都だったかもしれない「クライヤ」*という都市があります。「シバの女王」の国かもしれないされる候補地の一つです。

* 「シバの女王」; ブログ、不思議館〜古代の不思議〜
http://members3.jcom.home.ne.jp/dandy2/works/works_14_p.html
(サイトの一番上の「タイトル」の横のリンク『マップナビ』をクリックするとシバ王国の推定地域が分かります)

小山茂樹著の「最新 誰にでもわかる中東」という本のp63〜4の「アラブ人とは何か」を見ると、アラブとは、本来は、アラビア半島に住むセム系住民の名称である。6世紀ごろ、一般にこの本来の意味で用いられていたが、7世紀のアラブ勢力の大発展のあとでは、より広い意味で用いられるようになり、現在では、アラビア語を母国語とするほとんどすべての人々がアラブと呼ばれている。」とあります。また、もともと、「アラビとは、紀元前9世紀ごろにアッシリアに反乱を起こした部族のなかにアリビがおり、彼は反乱軍に1000頭のラクダを贈っていた、と記されている。アリビとは明らかに北アラビアの遊牧ベドウィンの部族連合を意味していた。」ともあります。

また、「アラビア半島に住むアラブを二つのグループに分ける考え方が、アラブ自身に古くから伝わっている。
一つは南アラビアを起源とするアラブで、このグループは「真のアラブ」と呼ばれ、カフターンという部族の族長の子孫といわれる。カフターンは、旧約聖書「創世記」10-25に記されている「ヨクタン」*と同一人物とされ、別名ヤマン(イエメン族)とも呼ばれる。他のグループは、北部アラビアの「アラブ化されたアラブ」と呼ばれるものでアドナーンはアブラハムの息子であるイシュマイルの子孫と思われる。このようにアラブ人を南北二つの起源に分ける考え方は今日でも一般的で、大半のアラブ人はそう信じているという。」とあります。

そして、「同じアラブと呼ばれている人々の中にもさまざまなアラブが存在することがわかる。もっとも狭い意味でのベドウィンとしてのアラブ、イスラム以前のアラブ、イスラム以後同化されていったアラブ。。。これらを十把ひとからげにして等しくアラブと呼ぶが、われわれはそこに微妙な差異を感ぜずにはいられない。」ということで、まあ、イシュマエルの子孫は、もちろん、もともとのベドウィンではないけれど、ベドウィン化していった。つまり、アラブ化していったアラブ人ということになるのでしょうね。


* ヨクタンは、セムの子孫で、ノア→セム→アルパクシャデ→シェラフ→エベル→ヨクタン→(何代か後)→シェバとなっています。つまり、ハム系シェバはハムの孫(3代後)なのに、セム系シェバは、10代くらい後ということに。聖書「創世記」にイシュマエルはエジプト人女性と結婚したとありましたね。その妻がシェバ人だった可能性があります。そうであれば、イシュマエルの子供はセム系のシェバ人になります。それから、その後、アラブ人化したイシュマエルの子孫(セム系シェバ人)がアラビア半島南部イエメンにいたアラブ人ヨクタンの子孫と結婚したか、戦争で乗っ取ったか?などで合流し、イエメンに住むようになり第2の「シバ王国」を創ったのかも? その後、彼らイエメンのアラブ人(セム系シェバ人)が対岸のアフリカの湾口の街ジブチを通り、すると、すぐに現在のエチオピア当たりになります。そこの辺りから移住していき、ヌビアへと移住していったのでは。この辺りは、ハム系シェバ人が支配していたので、イシュマエルの子孫ならシェバ人の支配するヌビアとは親戚関係になるので、平和的に侵出していき(結婚などでも?)、また混血したということなのではないでしょうかね〜? なので、ここの時代からアフリカにいるシェバ人は、アフリカ系とアラブ系の混血になっていったということでしょうかね?
(参考:人類史の系図・始祖アダム〜イエス・キリスト   http://www.chojin.com/keizu/adam3.htm)


ルクソール神殿
http://yt-forest.web.infoseek.co.jp/egypt/egypt-luxor.html
http://www.yugakusha.net/study/yoshimura_egypt/200710/200710-4.html

ロンドンの時計台「ビッグ・ベン」も、パリの「エッフェル塔」も、「東京タワー」も「東京スカイツリー」も、結局は、オベリスクの代わりということらしいです〜

オベリスクやそれに似たシンボル塔は世界中のシェバ王族つまり、『シバの女王』占領地に広がっているんですね〜

ところで、その30本のオベリスクのうち、実際にエジプトから運びだされた本物のオベリスクで2本で一対になって建造されたものをなぜ一本ずつにして、「クレオパトラの針」というニックネームで、ウ゛ィクトリアの女王の征服した国々に立ててあるのでしょうか?(V女王がフリーメーソンを使って革命を成功させた国々に)。。。きっと、「高〜い塔の頂上に支配体系のピラミッド」があることとか、また、その形が「ヘビ」にも似ていることに関係があるのではないでしょうか? それと、多分に『カルト的なシンポル』の意味があるのではないかと私は推察しています。


クレオパトラの夢
http://www.yugakusha.net/study/yoshimura_egypt/200702/200702-4.html

クレオパトラの世界帝国を樹立するという野望は、シェバ人の祖先で、聖書にでてくる「ノア」の息子「ハム」の子孫である(=ハムの孫になる)「シェバ」以来の野望なのでしょうか?


下のブログで、ちょっとワープして観光気分になれそうです〜!

エジプト紀行3 〜古代都市テーべの巨大建造物群と鮮やかな色彩の世界 ルクソール
http://go.travel.mag2.com/e/mag2/traveler/kissydney/album/10524002/

オームの世界的な広がり - 神楽坂系「癒しの広場」            
http://plaza.rakuten.co.jp/ent999/diary/201001120000/

さすがのアメン教も日本では毒抜きされたんでしょうかね?日本人って、なんでも外国のものを受け入れて、自分流に変えてしまうのが得意らしいですからね〜!←訂正:アメン→アーメンでキリスト教(新教)で、アメン教は古来からのファラオたちが崇拝していた神のようです。

しか〜し、このような恐ろしいアメン神崇拝の歴代エジプト王たちの中にあって、危機意識を感じて、アメン教を排除した賢い王たちもわずかながらいたのです〜 !
18王朝*のアメンホテプ3世は、アメン神官たちの横暴に不満をいだいていて(母親のコントロールだったのでしょう!)、彼らを排除しようと努力したらしいのですがなかなかうまくいかなかったみたいです。でも、その息子のアメンホテプ4世はついにアメン教を排除すべく、テーベから「アマルナ」に遷都し新しく「アテン教」**を国教としたのです。

アメンホテプ4世の宗教改革
http://www.ican.zaq.ne.jp/euael900/world_history05.html

* エジプト第18王朝
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%
E3%83%88%E7%AC%AC18%E7%8E%8B%E6%9C%9D

** アテン
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%B3


アトンとアモンの崇拝の系譜 その1 : 〜 虚空と君とのあいだに〜
http://www.mkmogura.com/blog/2009/12/07

♡上のブログは、ちょっと難しくて部分的にしか分からないけれど、アテン神→ユダヤ教→古代キリスト教=コプト教→旧約聖書→イエス・キリストの教えなどを書いた新約聖書になったというところははっきりしているみたいです。

これらの宗教(新約聖書を除く)はアングロサクソン王族=悪魔ETモンスターヴァンパイアたちによって創られた宗教には違いありません。そして、イエス・キリスト(養父がアングロサクソン?母親は人間の祖ルーシーの直系である皇帝アウグストゥスの娘「大ユリア」)を除いて、彼らアングロサクソン王族たちは宗教などみじんも信じていないのです。彼らアングロサクソン王族が太古の昔から大衆に普及させてきた数々の宗教は大衆をダマして操るための装置です。

このブログ内の関連記事:
ローマ帝国2大皇族血流:「ユリウス家」と「クラウディウス家」

* このブログの中で以前書いた「シバの女王」の記事
http://urarala7.exblog.jp/12865568/  この中で書いた私の予測「シバ王国は、ヒッタイトからのバテ・シェバへのご褒美なのでは?」はみごとにユハズレ!ユでした〜!
http://urarala7.exblog.jp/12906318/


P.S.  なんだか、旧約聖書をあらためて、ひも解いてみると、やっぱり、ローマ帝国がキリスト教を国教とした後に、サビニ人(シェバ人)であるクラディウス派のパトリキ(貴族)や教会の教皇・枢機卿たち(現在と同じく両者はかなり重複もしていたのでは)が、旧約新約両方の聖書を、大衆やユリウス派の貴族たちに気付かれないように、少しづつ少しづつ、長い年月をかけて改ざんしていったのではないかと。
↑訂正:旧約はもともとシバの女王とソロモン王がでっち上げたデタラメと分かりました!新約聖書はイエス・キリストが旧約のカルトから人々を解放するために布教していた宗教です。(インドのバラモン教に対して仏陀が仏教を布教したのと同じ理由です。しかし、後世、そのキリスト教も仏教もアングロサクソン王族たちに乗っ取られてしまって今日に至っています。

上のわたしが書いた本文にも、旧約聖書「創世記」16の文から、ハガルに主の使いがあらわれイシュマエルについて、「彼は野生のろばのような人となり、その手はすべての人に逆らい、すべての人の手も、彼に逆らう。彼はすべての兄弟に敵対して住もう。」と言った、との箇所を引用したのですが。わたしは、(なんだか恐いですね〜ほんとうにこんなこと言ったのかな???)と書きましたが、ユ主の使いユがそう言ったということは、神が言ったのに等しく、実際よく考えてみれば、そのようなことを神が身ごもっている母親に言われるかな?って気がします。(←旧約聖書を書かせたのが冷血人間の『シバの女王』と『ソロモン王』(両者ともアングロサクソン王族・悪魔ETモンスターヴァンパイアだったからです。)

そもそも、子ロバ*はイエスが十字架にかかる前に、エルサレム入場に際し、それに乗って入られた動物で、キリストの比喩ともされる動物のようです。それを皮肉って『野生のろば』のような人となって人類に敵対するということは、これは、『野生のキリスト』(野蛮な宗教指導者)のようになって人類に敵対すると言っているに等しく、キリスト教をやむおえず国教にしたものの本心ではキリストを憎んでいるローマ帝国のサビニ人系貴族(「シェバ人≒ヌビア人」の血流はカナン人やセム系(ノアの子孫)とも混血しているけれども)が『新約聖書』を徐々に改ざんしたんじゃないでしょうか? そうやって、イシュマエルの頃からの彼ら民族の決意表明をしたというか、ヌビア人やカナン人以外のノアの子孫をのろって敵対するということ、そして、世界征服するという彼らの民族的な悲願を新約聖書を改ざんして上書きしたのではないかしら?!

* 子ロバ〜「ロバに乗った王 」
http://blog.goo.ne.jp/ybunya/e/77086732c52d2d5028846da8a603596d
(長い説明ですが、お急ぎの方は一番下のところに結論が分かりやすく書いてあります)

となると、★「クレオパトラの夢」★である世界帝国は、ハムの孫カナンのハム系シェバ人の夢=ヌビア人の★『ハガルの夢』★ということになるでしょう! 

それを受け継いだのがハガルの子孫なので★『セム系(ほんとうはハム系)シェバ人(聖書でいえば)の夢』★ということに!!

しかし、ハガルはヌビア人(黒い肌のネグロサクソン王族の『シバの女王』)であることから、セム系シェバというのは、ノアから受け継がれた、また、アブラハムから受け継がれた権威を主張するための道具にすぎず、

★★★本心は、アフリカ人である『ヌビア人シャーマンの世界帝国』(=悪魔ETモンスター吸血鬼の世界帝国)を樹立したい★★★

ということだったのではないでしょうか? ハガル(=セツ=レアのことか?)は、その悲願を子孫代々受け継ぐよう遺言し、それが今も忠実に守られているのでは。

♡ 上の本文の幾つかの箇所を修正したり、加筆したりしました。済みませんが、もう一度ご一読していただけたら幸いです。(2010.12.25)

大和未来のヒーリング三昧


* コメント欄も見てくださいネ!
by Ulala-lov | 2010-12-08 08:54 | イシス女神〜エジプト王朝