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(続)ご勝手解釈版「ヒッタイトのその後」ー2

「メソポタミア神話(シュメール神話+バビロニア神話)と龍伝説」
http://shinsengumi3.seesaa.net/article/144658939.html

メソポタミア神話というのは、シュメールがアッカドに征服されてできたのがバビロニアなので、アッシリアに有利に書かれていると考えた方がいいでしょう。歴史はいつも征服者の視点から書かれているということは自明の理です。バビロニアはメソポタミア南部にできた王国で聖書の創世記、「ノア」の息子「ハム」の子「クシュ」、さらにその息子『ニムロデ』によって作られた王国です。

バビロニア
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%D0%A5%D3%A5%ED%A5%CB%A5%A2
アッカド
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%89



上の外典さまのサイトの最後のほうに、旧勢力の「ティアマト=龍」は、新勢力の「マルドゥク=牡牛」に対立する悪神で退治されるべきものとされていると書かれているとありますが(多分バビロニア神話に)、実際は、悪神は新勢力「アッカド」の「マルドゥク」=『牡牛=モロク=バール』=『ハムの子孫の一部、つまり、カナンの子孫のヘテ(=ヒッタイト)、ニムロデ、シェバなど』で、旧勢力「シュメール」=「ティアマト」=『龍』=『セムの子孫』ということです。ただし、わたしは、蛇と龍は混同して使われるべきではないと考えます。蛇はあくまでもサタンの使いとして考えた方がいいと思います。

ですから、バビロンを始め、エジプトやカナン地方で悪魔教のバール信仰をしていた人たちは、牡牛を拝み、蛇も知恵を授けるものとして大事にしていたようです。(といっても、あくまでも、ヘビは策略などに使う悪知恵を授ける象徴なのでしょうけれど)

それに比べて、「龍」はシュメールが海洋の民であったことから、シュメールで信仰対象とされていたと考えられます。日本も、お魚を食べる漁業の盛んな国なので、最近はあまり盛んではないようですが、以前は各地で漁業船に大漁旗をかかげた「龍神祭り」がとても盛んでした。

ですから〜

★★★『退治されるべきは、悪神「マルドゥク='牡牛'神=モロク=バール」のほうなのです!』★★


’阿修羅’神とかシュメール神話の神々について以下のブログに分かりやすく書かれていましたよ!

「sonflower33折の記」〜09/3/4 『降三世明王から阿修羅を追って』
http://homepage2.nifty.com/sunflower33/you/you_main_090401.html


阿修羅もサンスクリット*で善神だったものが、ヒンドゥー教では悪鬼神となってしまったのだとかって書いてあって、やっぱり、ここでも、インドのヒッタイト人=バラモン(ブロフマン)が仏教をおとしめるために、阿修羅神をそういう風にわい曲していったのでしょう。毎度毎度いつもの手口ですわ〜

* サンスクリット http://www2s.biglobe.ne.jp/~kondotak/sanskrit/index.html
要するに、インド古典語で、「バラモン教」とか「仏教」はサンスクリット語で書かれていた。上のブログでは多分、「仏教」のことを「サンスクリット」と言われているのでしょう。
by Ulala-lov | 2010-08-05 06:08